麹のにおい
年始明け、はじめて味噌作りをしました。
叔母の家で。
味噌作りが完了し、冷暗所で静置発酵中です。
作り終えてしばらく経つと、ふと気づきました。
ふんふんなんだかいいにおい。
あっ、このにおい、手のひらからする!
うっすら甘くて湿度の低いやさしい匂いです。
これ、麹菌のにおい?
米麹そのものの匂いはまたもっと違ったものだったのに。
嗅ぐ香水と、身に纏う香水が違って感じるようなものかしら。
ふしぎ、ふしぎ。
でも、この匂い、大好きです!
味噌、はやく熟成しないかな〜
楽しみです♪
実は、2024年に作ろうとしつつも何度も見送っていた味噌作り。
最後の勇気が出せなかったのです。
なぜなら自宅だと、納豆かキムチを七人家族のうちの誰か彼かが毎日食べるので。
だって納豆ってば、
かの悪名高き火落菌と同じ、バチルス属なんですよ?!
過去細胞培養を仕事にしていた身としては、バチルス属が入る可能性のある場所で麹菌の培養など…
最低でも三日以上はあけたい。
(納豆お好きな方すみません…ただただ好みの問題です…)
(土壌改良なんかにはめっちゃ助かる菌です)
毎年味噌作っている先輩友人は「そんなくらい大丈夫だよ」と言います。
経験者が言うんだから大丈夫なのでしょう。
…と、頭では思うものの、腹では受け入れがたく。
何度も材料道具を揃えては「もし初めてのやつにバチルス属が繁殖したら、二度と作る気にならんのじゃないか」と最後の勇気が出なかった次第。
そんな紆余曲折がありましたが、年始に料理好きの叔母宅で、やっと味噌作りができました。パンパカパーン♪
米麹をパラパラにしたり、塩切りしたり、混ぜ混ぜしたり。
麹菌あそび、愉しー♪
次回は材料の割合や工程全部、上に尋ねて作る予定。
来週のお楽しみ会は、醤油と、ざる豆腐作ります。
ふっふっふ。